東洋美人

東洋美人の醸造元・澄川酒造場は山口県萩市の静かな町にあります。
1921年(大正10年)、米問屋だった澄川家が親戚の酒蔵を引き受けて創業。
銘柄の「東洋美人」は、初代当主が亡き妻を思って名付けたところから。
4代目蔵元杜氏澄川宜史氏は、東京農業大学在学中の学外実習で出会った十四代醸造元・高木酒造の当主、高木顕統氏の影響を多分に受ける。
高木氏の下で学んだのは、技術面だけではなく、酒造りに挑む姿勢だ。

宜史氏が4代目蔵元杜氏になってからの日本酒造りのこだわりは他の追随を許さない『王道の日本酒造り』 奇をてらわず、
美味しさと品質両面で100%の酒を造ることを強く意識している。
また『0杯から1杯へ』を目標に、日本酒を飲んだことのない人にも親しんでもらえるような華やかでフルーティーな香味も意識している

2013年7月末、萩市を襲った集中豪雨によって、酒蔵は壊滅的な被害を受け、一時は廃業の危機に立たされたが、有志の協力もあり、奇跡の復活を果たしました。
翌年には地上3階建ての新酒蔵を建設。最新の機械や技術を搭載しつつ、宜史氏のが無数の経験で積み重ねて発揮される「感性」を掛け合わせることで、
酒質を新たな領域へと引き上げるとともに、酒造りの文化を継承している。

                                                         

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