荷札酒
明治26年(1893年)創業に新潟県加茂市に創業した加茂錦酒造は、
今日まで地元を代表するお酒として皆様に愛されてきました。
創業以来120余年、日本人の生活スタイルは大きく変わり、
今日では、食卓に和食だけが並ぶ日というのは本当に少なくなりました。
「ご飯」という言葉が、お米だけでなく、食事全般を指すようになったように、
「お酒」という言葉は日本酒以外のワインやビール、ウィスキーをも指すようになりました。
そんな多様化した食生活の中で、どのようなお酒がおいしく飲めるのか、日々研鑽を重ねています。
加茂錦は小さな酒造所のため、生産量や酒造りの体制にも限界がありますが、
あたりまえで基本的なことを守りつつ、蔵人たちが美味しい思う酒造りに取り組みます。
2016年に彗星のごとく現れた新ブランド「荷札酒」。
杜氏は次期蔵元の田中悠一氏。
電子工学専攻の在学中に日本酒に魅せられ、休学して本格的に酒造りの道に入る。
若き杜氏とともに進化を続ける「荷札酒」シリーズはすべて精米歩合50%以下の純米大吟醸で、
新潟酒特有の清涼感、吟醸香や淡麗な味わいと、米由来の芳醇な甘みと酸を持ち合わせたモダンな味わいの共生が強みです。
時期やロットにごとに酒米や製造方法などを変え、
一年を通じてバリエーションに富んだラインナップを展開しています。
また、新しい酒米に挑戦するなど成長を続けるブランドです。
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