天寶一

 

福山を玄関口に、10kmほど北上した場所に位置する、“神の辺り”「神辺」。
御神酒と呼ばれる日本酒を醸すのにふさわしい名前のこの地で
100年以上続く「天寶一」は、今では福山市唯一の酒蔵です。
「神辺の地酒」として県外や海外でも評価されるお酒を造ること。
これが彼らの使命であるとし、地元への恩返しの第一歩だと考えています。

「天寶一」が常に大切にしているのは、食事との調和。
「和の食材、食文化を最大限に生かす名脇役」をコンセプトに、
食と融合し、料理の味を引き立たせながら、
飲むほどに旨さを増す食事に寄り添うキレの良い酒を目指しています。

仕込み水には岩盤を二つ超えた地下200メートルの「古代水」を用い、
水と米の味わいを最大限に引き出す造りを追求しています。
超軟水と丁寧な絞りが生み出す「柔らかな酸」が、
フレッシュなキレの中に、心地良い余韻を運んできます。
瀬戸内の小魚などと相性もよく、料理の味を引き立てる上ではかかせない、
食事に寄り添うキレの良い食中酒です。

                                                         

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