丸西

                               

丸西酒造は、1916年(大正5年)に「焼酎合資会社」として鹿児島県志布志市に創業します。
そののち、2021年(令和3年)に現在の丸西酒造株式会社へと商号変更を行いました。

明治時代、開田事業の始まったころ、
自分たちの手で自分たちが飲む焼酎を造ろうという機運があちこちで盛り上がり、
その時期に丸西酒造は作られました。
開田事業に携わった多くの方ふぁたが焼酎造りにも参加されたそうです。
丸西酒造のある土地には白州槽でろ過された甘く柔らかい菱田川の伏流水が豊富にあります。
さらに、開田事業によって良質のさつま芋が手に入るようになりました。

創業当時の仕込み甕をそのまま使い、蔵付き酵母のおかげもあって
昔ながらの手造り焼酎の伝統を守り続けてきました。
手造りの伝統を重んじ、洗練された作品を造り上げたいと常に心がけています。
麹の力と志布志の土地に感謝し、輝く未来を夢見ています。

地元でとれた新鮮なさつま芋をじっくりと発酵させ、
伝統の技で丹念に仕上げられた芳醇にして淡麗な味わいを是非お試しください。

当店で扱う丸西シリーズにおいて、「まるにし 黒麹」は丸西会設立時からの定番品で、
黒麹特有のふくよかな芋の香りとどっしりとした味わいが特徴です。
「孤高の月蛍」「のんびり蓮蛙」「きまぐれ風とんぼ」などはどれも
「決して万人受けする味わいは造りたくない」という思いから、個性のひかる商品です。
そのほかにも、「コウワカタイプT」シリーズのような洋酒樽熟成の焼酎等、
蔵人の造りたいと思ったものを造るスタンスで、他にはない焼酎に出会えます!
お酒もまた一期一会だなと思わされる蔵のひとつです。

                              

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