蔵の師魂
当店で扱う「蔵の師魂」シリーズを醸す小正酒造は、
1883年(明治16年)に初代小正市助によって鹿児島の地で創業し、
水と自然に恵まれた日置市日吉町にて本格焼酎「小鶴」を中心に製造販売を行ってきました。
「生産農家の顔が見える焼酎造り」をモットーに、安全で安心、感動ある商品をお届けするために、
130年以上受け継がれてきた伝統の技に、新たな製造技術を融合させ、
「喜びを共に創る」の経営理念のもと、日々焼酎造りに邁進し続けています。
さらに、2017年に嘉之助蒸留所を始動し、
世界的に見てもクラフト・ディスティラリー(小規模蒸留所)では珍しい3基のポットスチルを備えます。
「薩摩に伝わる伝統的な焼酎造りを後世に」という想いから、
1999年(平成11年)から仕込みのはじまった、手づくり蔵の「師魂蔵」。
『極上 蔵の師魂』『謹醸むぎ蔵の師魂』『蔵の師魂いもいも』は、この師魂蔵で造られています。
師魂蔵で造られる焼酎は、現代の一般的な機械やタンクでの製造ではなく、極力機械の力に頼らず
「洗米・米蒸し」「麹造り」「一次もろみ」「芋蒸し」「二次もろみ」「蒸溜」「貯蔵」が蔵人の手作業を介して行われます。
代表銘柄である「蔵の師魂」シリーズの製品は、
原料・麹・水にこだわりを持ってつくられています。
麹米は鹿児島県産米、芋は天皇杯や黄綬褒章を受章された東馬場さんの黄金千貫のみという贅沢な逸品。
杜氏が毎日自分の目で、手触りで、ときには口にして状態を確かめた麹。
自然のミネラル成分をバランスよく含んだ湧き水。
これらを軸に研究を重ね、薩摩に伝わる伝統的な焼酎造りへの情熱を持って続けきました。
優れた黄金千貫を匠の技で仕込み、かめ壺熟成による芳醇な香りと優しい口あたりが特徴。
その上品な味わいは、日常のひと時を豊かにするだけではなく、
高級食材を使ったお料理と合わせても、ひと皿ひと皿を引き立てることでしょう。
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